みなさんもある程度UGに慣れてくると、一つの願望が出てくると思います。それは「自分のサイトを作りたい」という願望です。その例に漏れず私自身もサイトを作りましたが、サイトを作る上で数々の失敗を経験しました。そこで皆さんに同じ失敗をしてもらわないようにと、筆をとった次第です。
数年前だったと記憶しています。中華キャノンというビーム砲を放つ、中国産ロボットを取り扱った日記系サイトが一躍有名になったことを。そうです、あの有名な「侍魂」です。今ではカウンターが9千万を叩いて個人系サイトではトップを激走しており、未だにその人気は衰えません。それを真似たサイトがウヨウヨ出てくるほどのインパクトと、個人でもここまでやれるという事を証明してくれました。
この本を読んでいる方で、既に御自分のサイトを持っている方もいれば、サイトを持っていない方もおられると思います。そこでサイトを作る上での注意事項を、カウンターの数字が侍魂の0.4%にも満たないサイトを運営している私が教えるという、ちょっと頼りがいの無いコーナーです。とはいえ侍魂などのような人気サイトの作り方を教えるわけでもありません。いわゆるアンダーグランド系のサイトを作る上での注意事項を私なりに説明していきます。タグなどの技術的な事は置いといて、サイトを作る上での暗黙の了解が少なからず存在します。
これから紹介していくのは、私が始めてサイトを作ってから今に至るまでに経験した失敗や後悔したことなどを書いていき、皆様に同じ過ちを犯さないようにしてもらうのが、このコーナーの趣旨と言うわけです。
ですので否定的な意見ばかり飛び出てきますが、ご容赦ください。
もちろんですが、ここで書くことは私の体験を元に私が思った事を書くので、ここで述べる事が正しいとは限りません。あくまでAir-ugというサイトを管理している人間が思っていることを書いていきます。
サイトを作りたいけど、どうすれば良いのか分からないという方は、Homepage通信事務局というサイトを参考にしてください。私も大変お世話になったサイトです。
これは別にデザインどうこういうわけでもありません。デザインは十人十色ですので、ご自分のお好きなデザインでサイトを作ってください。
皆様がサイトを作成していく上で、文章だけでは物足りなくなるはずです。雰囲気を良くしたりする為に、画像を使われるのではないでしょうか?画像を使うのに問題は全く無いのですが、気になるのは画像の容量です。結論からいうと、画像はなるべく容量の小さいのを使用してください。
あなたが容量の大きい画像を使いますと、訪問者がその画像を表示するのにどうしても時間が掛かってしまいます。極端な例を挙げますと、いつもサイトに来てくれる常連さんならいざ知らず、サイトに始めてきた訪問者の方は「このサイトは表示されるのに時間が掛かるな。別のサイトに行くか」という事になる可能性があります。ADSLが標準となり光回線も普及しつつある今では、ISDN時代ほど気にすることは無いかもしれません。しかし無駄に容量の大きい画像を使用するのは、訪問者に良い印象を持たれない傾向にあります。
以上の事を考慮して、サイト内で画像を使う場合はなるべく容量を小さくしましょう。
BMP形式の画像は非常に容量が大きくなるので、PNG形式かJPEG形式に変換しつつ保存品質を下げるなどして画像容量を小さくしましょう。
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なお、画像の容量を削るにはツールを使って行います。私は「疾風 -Tokikaze-」というツールを使っていたのですが、とある問題が起きて配布停止になっています。無駄な機能がなく非常に使いやすいので、皆様にお勧めなのですが、どうしても手に入らない場合は他のツールを使ってください。なお「疾風 -Tokikaze-」が手に入った方へ、便利な機能の紹介。容量を下げたい画像が複数ある場合は、「ツール→複数画像一括変換」でまとめて処理することが出来ます。本当に良いツールだっただけに、配布の開始をお待ちしております。
また縮小専門という使いやすいツールもあります。JPEG・PNG・BMPなどをJPEGで出力してくれ、縮小したいファイルをD&Dするだけですので、非常に扱いやすいです。
サイトに画像を載せる場合に、もう一つ注意があります。それは背景に画像を表示させている人です。タグでいうと
<body background="back.jpg">
というタグになります。これはサイトの表示速度の問題ではなく、訪問者の精神衛生上よくありません。画像にもよるのですが、文字が非常に読み取りにくくなり、サイトを見ているだけでストレスが溜まってしまいます。特に掲示板でこれをやられると、文字を読むところの話ではありません。背景画像を使う場合は、あまり自己主張の強くない画像を使いましょう。
画像とは少し違うかもしれませんが、バナ-を張りまくっている人がいます。1クリック10円とかの商用バナ-です。お金が欲しいのは分かりますが、トップページにバナ-を数十個も張るのは止めた方が良いです。その理由は書くまでもありません。
ダミーリンクなどを張るのも止めておいた方が良いかと思います。ダミーリンクとは、ファイル置き場や隠しページへのリンクに見せかけて、実はバナーへのリンクという奴です。他にも色々な手段でバナクリ(バナ-クリックの略)をさせようとしている方々がいます。
逆にこんなサイトが目立ってきたからこそ、バナーを張ってないサイトや、張っていても少しだけというサイトがカッコ良く見えます。バナーは主要ページに2・3個ぐらいがベストです。
注:この原稿を書いたのは2001年ぐらいだと思うのですが、当時に比べてバナ-クリック会社が激減したので、商用バナ-を張りまくっているサイトはかなり減りました。
画像だけでは飽き足らず、サイト内で音楽を流す人もいますが、止めておいたほうが無難です。再生ボタンなどを付けて聞きたい人だけ聞けるのならまだいいのですが、強制演奏にしているのは目も当てられません。聴きたく無い音楽を聴かされるのは、あまり気分の良いものではないです。訪問者はあなたのサイトへ情報を求めて来ているのであって、音楽を聴きに来ているわけではありません。そういう理由かどうかは分かりませんが、LunaScapeやDonutRなどのタグブラウザなどでは、サイトで流されている音楽を「流す/流さない」がボタン1つで変更可能です。他にもjava・ActiveXなどのON・OFFボタンも付いています。
それとスターテスバーというものが、ブラウザの一番下にあります。サイト内のリンクにマウスポインタを乗せたら、次のリンク先アドレスが表示される窓の事です。そこに文字を流すのも止めておきましょう。そこに文字を流されたら、リンク先がどんなサイトなのか予測出来ません。ステータスバーに表示されるアドレスでどんなサイトに行くのかを予想している人が結構います。というのも、グロ画像やブラウザクラッシャーへリンクを張っている場合があるからです。
ですのでステータスバーに文字を流されるのは、訪問者からすると非常にいやな行為になる訳です。
あとはトップページに表示される「今の時間は○時×分です」という時間表示や、「あなたは何回目の訪問ですね」などいったものです。JAVAやJavaScriptなどを使っているものですが、こういったものはCGIと違いクライアント側で処理するために、多少なりともマシンに負荷を与えますし、ページを表示するまでに掛かる時間が増えてしまいます。スペックの低いマシンの場合は死活問題ですので、どうしても必要な場合だけJAVA・javaScriptを使用するようにしてください。
またブラクラや無駄な時間表示を避けるために、JAVAやJavaScriptなどを無効にしている方がたくさんおられると言う事を忘れないでください。無効にしている方がそういったサイトを表示すると、エラーが出てしまい非常に鬱陶しがられます。
私自身JAVAやJavaScriptは常にOFFにしており、エラーがでるサイトはよほどの理由が無い限り閉じています。
サイト上に明記するものといえば、管理人の名前・最終更新日・リンクについてなどです。ここではその一つ一つを解説していきたいと思います。まずは転載から。
これについては、しっかりと明記しておいた方が良いでしょう。転載についての書き方は人それぞれですが、転載しようとすれば誰でも簡単にできます。CG・詩・音楽・文章と形は問いません。CGや音楽については分かりませんのでここでは書きませんが、文章系となると話はこじれます。というのも文章の語尾や書き方を多少変えるだけで、「これは私が作成した文章だ」と転載した人が主張できるからです。
たとえ話ですが、ネット上の便利なサービス(無料掲示板・無料メールetc)をパクッたサイトの話をしましょう。Aというサイトの管理人が、ネット上の便利なサービスを訪問者の方が見やすいようにしてサイト上で公開しても、その翌日にはBというサイトの管理者が、内容は全く同じなのですが文章の書き方などを巧みに変えて自分のサイトで公開しているのです。Aの管理人は自分で情報を集めて、集めた情報を見やすいように整理し、サイトとして公開してます。それに対してBさんは、Aさんのサイトからソースをぱくり、ちょっと手を加えているだけです。
他にもこういう話は良く聞きますし、私自身サイト上で公開しているコンテンツを無断転載されたことが数回あります。用語集というコンテンツがあるのですが、これは私が長い時間を掛けて作ったコンテンツです。しかし転載した人は、5分も掛からずに自分のサイト上で公開したでしょう。
本題はここからで、転載された後の対処法です。今まで転載された人のサイトを見てきましたが、反応が非常にバラエティーに富んでいます。転載した人の掲示板に行って文句を言う人や、サイト上で「○×というサイトの管理人に転載された」と大きな文字で書く人、2chに行って報告する人などです。転載されたからといって、騒ぐのは止めておいた方が無難です。訪問者からの立場で言わせてもらうと「だからどうした?」としか思いませんし、見ていて気分の良いものではありません。こういうのは放っておくのが一番だと思います。
さらに話はこじれて、実際に転載していなくても、自分のサイトの文章が転載されたと勘違いしている人もいます。こうなると話は泥沼で、どうしようもありません。もし転載してないのに、「私のサイトのコンテンツを転載しましたね?」という質問が来たら、冷静に対応してください。
まだまだ問題が残っており、それは転載についての書き方です。
書き方一つで印象は大きく変わります。出来るなら簡潔な文章でまとめましょう。トップページに長々と書かれても、訪問者に良い印象を与えることはまずありません。悪い印象しか残らないでしょう。
デリをよく食らうUG系サイトでは、かなり重要な項目となります。デリを食らえば、新しい垢を取得すれば良いのですが、そうなると自分のサイトにリンクしてもらっているサイト全てに「サイトアドレスが変わりました」と報告する必要が出てきます。またブラウザのお気に入りでサイトに来てくれている方も「あっ、このサイト潰れたんだ」で終わってしまいます。よほどあなたのサイトを好きでないと、アドレスを調べたりはしないでしょう。
こうなると非常に面倒くさいので転送サービスなどを使ってみましょう。転送サービスとは、指定されたサイトアドレスに自動で移動してくれるサービスです。
転送サービスに登録すると、一つのアドレスが貰えます。仮に http://junp.net/air-ug/ というアドレスを取得しました。訪問者の方がこのアドレスを表示すると、あなたが指定したアドレスに自動で転送してくるのです。つまり他サイトにリンクしてもらう時や、自動登録リンク集に登録するときに、自分のサイトアドレスではなく転送アドレスを書く事になります。転送アドレスさせ生きていれば、もしサイトがデリを食らっても転送アドレスの転送先アドレスを変更すればOKになります。
仮にサイトアドレスをhttp://air-ug.obi.ne.jp、転送アドレスをhttp://jump.net/air-ug/としましょう。
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□通常時 □サイトがデリをくらった時 □対処方法 |
余談になりますが私は過去数回デリを食らい、更に無料WEBスペースの少ない容量やCGIが使えないというのに限界を感じ、レンタルスペースを借りました。レンタルといっても月々の支払いは微々たる物で、CGIが使用可能・規約に触れない限りデリは無い・メールアドレスが1つもらえるなど、非常に安心かつサイト運営が楽になりました。
何人サイトに訪れたのかを教えてくれる便利なCGI。このカウンターですが、設置するかしないかは管理者の判断次第です。というのも、設置しなくても特に問題が無いからです。
設置するときの注意としては、カウンターが10万を表示したからといって、トップページに「祝・10万ヒット。キリ番ゲッターは****さん」と書くのは止めておいた方が良いと思います。嬉しいのは分かりますが、こういう行為はお子様に見られる傾向があるようです。他にもカウンターをデカデカと表示したりするのも好まれない行為のようです。カウンターを設置する場合葉、隅っこの方にこっそりおいておけば良いでしょう。
リンクの表記なんて「リンクフリー」でいいんじゃないの? と思っている方も結構いるのではなでしょうか。私も最初の方はそう思っていましたが、実際はそうでもないようです。リンクフリーという単語ですが、こいつを訳すと「リンクをするのもしないのもあなたの自由ですし、私のサイト内ならどこにリンクを張ってもよいですよ」という意味です(リンクフリーという単語自体が正確には間違っているんですが、そこはご愛嬌)。つまりは掲示板に直リンしようが、トップページ以外にリンクを張るのも自由です。一度リンクフリーのサイトと相互リンクした後、こちらからリンクするのを勝手にやめてもOKです。
トップに限りリンクを許可する場合は「トップに限りリンクフリー」とでも書いておきましょう。またリンク集以外での「相互リンク願い」は非常に嫌われまので止めておきましょう。というのも相互リンク願いをする人は「アクセスアップ目的」がほとんどで、相手のサイトも見ずに掲示板に書き込む方が多いです。中には「あなたが私のサイトにリンクを張ったのを確認したら、こちらからリンクを張ります」という一文も付けている方も存在します。こんなのが増えてきたせいか、非常に嫌われる存在になりました。
Aというサイトの管理人が、Bというサイトが良いと思ったのでリンクを勝手に張る。
↓
Bというサイトの管理人が、Aというサイトにリンクを張られたのを知らずに、Aというサイトが良いと思ったので勝手にリンクを張る
これが本来あるべき姿の相互リンクだと思います。
しかし、相互リンク依頼というのは実際に来ますので「相互リンク依頼が来るのは嫌だ」という人は、下記のような表示にしてみましょう。
■リンクフリー 連絡不要
■リンクフリー 事前、事後連絡必要なし
■リンクフリー 相互リンクお断り
その逆で相互リンク大歓迎の人は、このような感じで 明記しておけば良いでしょう。
■リンクフリー 相互リンク大歓迎
■リンクフリー 相互リンク希望の方はメール下さい。
■リンクフリー 相互リンク募集中
上記の二つに属さないアウトローの方は下のように明記しておけば、誰もリンク依頼をしないでしょう。
■リンク禁止
しかし、上には上がいるものです。世の中には更なる強者が存在します。
残念な事に私の所にはそのようなメールが来た事ないのですが、極稀にこのようなメールがサイト管理者に向けて発射されているみたいです。
■相互リンクしますから、リンク貼ったら報告に来てください
■相互リンク致しますので、私のサイトにリンクして下さい。リンクされたのを確認次第こちらからリンクさせて頂きます。
アクセスアップしたいのは分かりますが、さすがにやりすぎですね。これは私の考えですが、リンクというのはアクセス数を稼ぐ為のものではなく、自分のサイトに来てくれた人にもっと素晴らしいサイトを教えてあげたいからリンクというカテゴリがあるのだと思います。それが幾つも繋がれば「インターネット」を形成します。
そこで私は「リンク」という名称を止めて「お気に入り」という名称に変えました。 「リンク」というカタカナ三文字より親しみがもてるので、こちらの方が気に入っています。
しかし本音を言えば、やはり相互リンク依頼が来るのは嬉しいものである。 上の方でごちゃごちゃ言ったが、私も人の子だからカウンターが回れば嬉しい。相互リンク依頼がくればさらに嬉しい。何か自分のサイトが認められた感じがする。
また私の知らないサイトで 「ここは初心者必見のサイト。説明が丁寧で分かりやすく、多岐にわたって説明されています」 というように紹介され、私のサイトにリンクされているのを発見しようものなら赤飯を炊く勢いである。こういう時はサイトを作って良かったな〜と思う一時であり、ついつい顔を緩ませてしまう。
話は変わって、相互リンクを嫌う人達の主な理由は何だろうか?
1. 自サイトのリンクカテゴリ(お勧めサイト)の質の低下を嫌う
2. 相互リンクという発想自体を否定する
3. 相互リンクを頼む奴に、まともな奴は少ないと思っている
この3つが主な理由だろう。
「リンクの質の低下を嫌う」についてはまさにその通り。 上でも書いたが「自分のサイトに来てくれた人に、もっと素晴らしいサイトを教えたい」がリンクというカテゴリを設置する大きな理由となっている。
次の「相互リンクという発想自体を否定する」についてだが 相互リンク依頼という発想自体は悪いとは思わないし、良いとも思わない。 何が嫌なのかというと、相互リンク依頼をする人に限ってそのサイトの管理人が俗に言う厨房だったりする確立が非常に高いのである。全部が全部ではないが大半はそうだろう。またサイトの内容が極端に薄いのも多い。
そういった人とは「リンク」という考え方自体が私と違ってくる。
何が違うのかは、ココまで読んでくれたあなたならすぐにわかるだろう。
今までのことをまとめると、物凄く相互リンク依頼メールは嫌われるという事です。「相互リンク依頼=厨房」という図式が成り立っているぐらいです。当サイトにも相互リンク依頼は来ますが、全て無視していますし他のサイトの管理者様も同じ行動をとっていると思います。相互リンクを歓迎しているサイト以外には、相互リンク依頼メールは絶対に送らないようにしましょう。
あなたのサイトが完成しても、当然ですが最初は人が来てくれません。そこで宣伝が必要になるのですが、間違っても他人の掲示板で「サイトが完成しました。見に来てください」的な発言や止めましょう。相互リンク依頼以上に嫌われてしまいます。
最初はリンク集などに登録していき、そこから徐々に知名度を広げていきましょう。宣伝に力を使うよりも、サイトを充実させるのに力を使ったほうが効率的です。優良なサイトは、宣伝しなくても人は来ます。
最後に、皆様にぜひ守っていただきたい事があります。サイトをネット上で公開するときは、完成してから公開してください。未完成のまま公開すると、訪問者は「この未完成のサイトは何だ?二度と来るか。」と思うでしょう。
完成したとしても、まだ公開というわけにもいきません。完成してから、最低でも一週間はネットで公開しないでください。完成した時は完璧だと思っても、後日見直せばまだまだ修正の余地はあると思います。それは文章の誤字脱字の場合もありますし、言葉使いというのもありますが、何よりコンテンツが薄いというのが一番の問題です。未完成のサイトにはリピーターは来ません。それと同じように、コンテンツの薄いサイトにも、二度とお客さんは来ないでしょう。上で一週間と書きましたが、一ヶ月という時間を修正に費やしても良いでしょう。
サイトがあれば掲示板があります。掲示板があれば荒らしも出て来ます。それがUG系なら発生確率は上がるでしょう。荒らしが出てきたときの対処法ですが、何もせずに無視してください。無視した上で、荒らしの書き込んだレスを削除しましょう。管理人が荒らしに反応するのは、泥沼への第一歩です。
自分のサイトを荒らされて嫌なのは分かりますが、荒らしは愉快犯がほとんどです。相手をすればするだけ喜びますので、さらに荒らし行為を繰り返します。結果、掲示板が物凄いことになってしまうでしょう。
ただ掲示板が荒れるだけではなく、他の訪問者があなたの管理能力に疑問を持つ可能性もあります。「ここの掲示板はいつきても荒れているな。もう来るのを止めよう」と思う方もいれば、「このサイトの管理人は、荒らし相手にむきになっているな。管理人は厨房じゃないのか?」となります。
そうなるとあなたのサイトの信用は落ちる一方です。また荒らしとは違いますが、宣伝書き込みも全て削除していきましょう。エロサイトや薬を売るサイトの宣伝書き込みなどが、それに当たります。
■最低限のマナーは守ってください。
■物を貰う時は、ちゃんとお礼を書きこんで下さい。
■挨拶は人間として当然です。
■マナーを守らない人が多すぎると、サイトを閉鎖します。
割れず系に多いのですが、こんなのをトップページに書いているサイトがあります。言っている事は間違いないのですが、そこまで強調されると逆にこっちが引いてしまいます。上記の事は当然守るべきもので、最近それを守らない人が多すぎて嫌けがさしているのは分かりますが、ここはぐっと押さえてください。
なんでって?逆に雑談板などに書きこみがしずらくなりますし、そういうサイトには行き辛いです。
私のサイトは公開してから4・5年が経ち、それなりに大きくなってきました。そうなると気になるのが、他の「UG初心者サイト」です。たまにリンク集などを巡回しているのですが、見たことの無い初心者サイトが登録されているとついつい見に行ってしまいます。コンテンツが充実していたり、文章を書き方が上手かったり、ある特定の分野に特化しているようなサイトにめぐり合えると、非常に嬉しいです。
同じネタで文章を書いていても、私の書き方とは違う角度で文章を書いていて、私自身ついつい夢中で読んでしまいます。また私の中では「このネタでは文章をかけないな。」と思っていても、よそのサイトではそのネタで見事に文章を書き上げている場合もあり、そういうのを見るとさらに嬉しい気分になります。私の一人勝手な切磋琢磨ですが、サイトを続けていく上で非常に重要な事だと思います。
そういったサイトが無ければ、私のサイトはここまで大きくならなかったでしょう。そういったサイトには、非常に感謝しています。